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〈転載開始〉
梅雨入り後1週間は、いつまで降り続くのか不安になるほど降った雨。
ようやく、中休みかと思ったら、30度超えの真夏日。
じゃがいもの葉も、緑から黄、黄から茶に変わり、収穫期になりました。
植え方によって、生育等にどのような違いがあるかを検証した結果がでました。
マルチ逆さ植え、普通の逆さ植え、普通植えの3種類の植え方を試してみました。
比較実験として、各植え方で20株ずつ掘って、重量で比べてみます。
ちなみに、省力化を兼ね、芽欠きは無しで育てました。
土寄せは、マルチ逆さ植えは無し、普通の逆さ植えと、普通植えは1回の土寄せで終わっています。
まずは、マルチ逆さ植え。生長が一番早く、早い時期から葉の変色が始まって
いました。マルチから芽を救出する作業が、一番の手間でした。
葉が枯れた後は、早めの芋掘りが必要です。なぜなら、この時期のマルチの下は、
高温となり、イモが痛んでしまいます。葉があるうちは、葉が日光を遮ってくれましたが、
この状態となっては、早めの全収穫が必要です。
マルチ逆さ植えの、マルチをはがした状態。
芋は、土の表面に出ていたり、土の中のわずか数㎝の所にあり、非常に簡単に掘れました。
マルチのおかげで、土も柔らかで、非常に簡単に芋が出てきました。
芋掘りのお手伝いをしているのは、5歳の息子。
こちらは、普通の逆さ植え。葉がまだ緑ではありますが、徐々に変色が始まっています。
植え付け時に、浅植えにしてあったので、芋は土の表面近くに多くあって、掘る際にも
苦労は少なく、茎を持ち上げると、半分くらいの芋がくっついてきました。
ただ、浅植えの為に、土寄せが不十分な部分では、ほんの数か所ではあるけれど
芋が露出して、緑になってしまっている物がありました。
写真はありませんが、普通植えは、育ち自体は普通逆さ植えとほとんど変わりませんでしたが、
芋が深い位置にできたために、掘る際に深くまで掘らなければならず、大変でした。
<収穫量の違い>
マルチ逆さ植え⇒20株で7.5kg(20株)。
普通植えで、9.7kg(20株)でした。
芋の大きさは、どの植え方でも対して変わりはありませんでしたが、
収穫量にこれだけの差がでました。
しかしながら、個人的には、普通の逆さ植えの、地表近くに芋ができ、収穫しやすい
という点が好きです。来年は、普通の逆さ植えにしようかなぁ。
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