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農産物風味の地ビール人気 宇都宮市の横須賀貞夫さん

2014/06/28
日本農業新聞 e農ネットさんのサイトより
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=28265

〈転載開始〉
 宇都宮市で、栃木県産の果物や野菜、ハーブ・スパイスなどを加えた地ビール(税制上は発泡酒)の人気が上昇中だ。煮込みや発酵の工程で野菜や果実などを加えるのがみそで、ビール醸造技師の横須賀貞夫さん(48)が年間約50種類を造っている。醸造所には直営バーを併設し、地ビールの魅力を発信する。



・県産野菜、果物にこだわり



海外で果物などを加えた地ビールは一般的だが、日本ではまだ少ないのが現状。そこで「ビールにもさまざまな風味があることを知ってほしい」と横須賀さんは2008年、市内に醸造所と直営バーを併設した「栃木マイクロブルワリー」を設立。12年にも、年間16キロリットルを製造する「宇都宮ブルワリー(株)」を設立、直営バーも設けた。



県内の複数の地ビールメーカーに就職し、10年かけて身に付けてきた知識や経験を生かした。



こだわりは、原料の米や麦、ホップ、リンゴ、梨、ブドウを全て県産にしたビール「とちのめぐみ」。オリジナルのイチゴやリンゴのフルーツビールは、ほのかに香る果実の風味が特徴だ。



それぞれの直営バーには連日、計30~40人の若者客が訪れる。個人注文にも応じるため、結婚式の引き出物や記念品などの需要もあるという。



横須賀さんは「今までにない味を開発するのが信条。地ビールの味の豊かさを広げていきたい」と意気込む。





〈転載終了〉

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