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とまとの連続摘芯栽培に挑戦

2014/07/01
スーの家のオーガニック家庭菜園12ヶ月さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/hatakenoneko-new/archives/39038281.html

〈転載開始〉
とまとの連続摘芯栽培は
千葉県農業試験場、青木博士が昭和56年に発表された。

1本仕立てと比べた場合の違いは

1、収穫量の増加
2、実が大きくなる
3、早く熟す
4、甘くなる
5、水分を必要とする
6、肥料は1.5倍

とまと連続摘芯栽培
(トマトの性質で果房真下の脇芽は強いので、この強い脇芽を 果房毎に伸ばし分枝させる。)

<ざっくりとしたやり方概要>
・第2果房がアズキ大になったら、その上葉1枚を残して生長点を摘心。
・茎の付け根を捻枝する
・不要になった葉を2~3cm残して取り去る(主茎を傷つけないように)
*連続摘芯と捻枝はセットで行なう。
トマトは捻枝されることで生殖生長が促され、果実の太りが早まるそうです。


現代農業版とまとの連続摘芯栽培の場合

現代農業とまと連続摘芯1
<前半>
第2果房がアズキ大になったら、
その上葉1枚を残して生長点を摘心。
(それまでは放任して根量を増やす)

第1果房の基部から捻枝し、第1果房直下のわき芽を主枝にする。

その後も樹勢をみながら2~3果房ずつ摘心・捻枝・わき芽を主枝に、を繰り返す










現代農業とまと連続摘芯2<後半>

草丈が1.6mくらいになったらつるを下げる。

収穫が終わった枝は、主枝にキズを付けないように2~3cm残して切る。

9月下旬から樹勢が落ちてくるので、付ける果房の数は樹勢をみながら調整する。

生長点(わき芽)が細くなってきたら、下のほうから出た強いわき芽を使う。

やがて樹勢が回復してきたら、また元の生長点に着果させていく





タキイはなとやさいの場合
とまと連続摘芯↑の絵つき説明


























誘引の方法と捻枝方法
とまと連続摘芯 (2)

















ここを潰すことにより、葉で作られた炭水化物は根に移動できず、全て果実に送られるようになる。

伝承農法を活かすマンガでわかる家庭菜園の裏ワザ

002植物の茎の中にある維管束(いかんそく)という組織は、
導管と師管に分かれている。

根からの養水分は導管で葉や果実に送られ、
葉で作られた炭水化物は師管で果実や根に送られる。

捻枝で師管をつぶすと
葉で作られた炭水化物は根に移動できずに
すべて果実に送られる。



007

この絵が解りやすいかもしれません。

全ての脇芽は、
第2花房の着果(全部)を確認したら捻枝

第1花房下の茎を指で潰して
ねじ曲げて実ができる限り上を向くようにする(日に当てる)

支柱に 紐でしっかりと固定する。


茎を潰さないで曲げると折れる!!

午前中より、夕方の方が水分が少ないので
曲げやすい。










京都グリーンファームとまと栽培の場合は3段まで放任するようです。
こちらでは、誘引での注意点や縛り方、不要になった葉の落とし方、時期など
とても詳しく丁寧に解説されています。

が、私のような はじめの一歩 がよく理解できない者には
詳し過ぎて、だんだん 何が何だか解らなくなってきます。 (・・;)


toma1京都
3.捻枝(ペンチなどがオススメ) 写真付きの詳しい説明は京都グリーンファームとまと栽培で!

toma2京都

本来は第1果房上から捻枝するがここですると実が地上にふれるので、当園では第2果房から捻枝している。

 主茎の第1枝に2果房つける、その実が(第2果房)やや大きくなり上の花(第3果房)が咲き、その咲いた花にトマトトーン処理をしてからその先葉1~2枚付けてピンチする(×印、A)

そして枝の根元を日中に捻り主茎側へ強く押しつけながら水平まで曲げる(B)
後は果実の重みで自然と下がる。
以後各枝共、捻枝時に同枝の脇芽はすべてとる。このように栄養成長と生殖成長を脇芽を生かして調節する。

捻枝部を晴天時にペンチ又はプライヤーのへこんだ所で幹に直角にあてギザギザ部で水浸状に押さえ水平状態まで曲げる。強すぎると枯れる場合がある。後は重みで自然と下がる。

ペンチ使用は楽に捻枝出来るがハウス栽培では傷から病気の感染の心配が残る。又やや太っている
場合はプライヤーが楽である。捻枝の方向は日当たりを考慮し各枝の方向を定める。 

伸ばした第2枝に又2果房と葉を付け前回と同じように曲げる
第4果房下の脇芽は伸ばし第3枝とする。以後繰り返し。

支柱へは細かく紐で止めるが特に3図の分枝点は必ずわっかに太りを見越して結んでおかないと枝が折れたり裂けたりする。

1果房当たり4~5個に摘果するのは普通栽培と同じである。トマトはこうして枝を下げる事により養分が旨く移行し大きな良い実が出来る。
 9~11段(果房)作っても地上高1.5m位に収まる。
 1枝に普通2花房だが場合により3花房にする場合もある。これらはいろいろ柔軟に対応する。

 主茎にする脇芽は葉3枚で次の果房が付く事になっているが、実際には次の果房は3~6枚とばらつく場合がある。1本仕立て、連続摘芯共、開花段数速度は変わないが、同段数で草丈は1本仕立てが150cm、連続摘芯が125cmで明らかに差があり、7月中旬まで着果予定なので、例年背が高く蔓下ろしをしていたが、これは連続摘芯の方は実も良く揃い低く出来、良い結果が出た。

ブログkyotoグリーンファームの今日の菜園~ とまと連続摘芯栽培

京都グリーンファームとまと

グッドラック わたし。  



〈転載終了〉

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