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全商品に原料原産国 日本マクドナルドが公開

2014/08/12
日本農業新聞 e農ネットさんのサイトより
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=29037

〈転載開始〉
仕入れ先の中国の食品企業が消費期限切れの鶏肉を混入させた問題で日本マクドナルドは29日、ドリンク類を除く全商品の原材料の最終加工国と主要原料原産国を公開した。同時に中国やタイの製造企業への監査強化と輸入時の検査強化も打ち出した。中国で起きた食品事故に対する消費者の不安が、大手外食チェーンの情報公開につながった形だ。



 公表したのは、60種類以上に及ぶ商品別の原材料、最終加工国、主要原料、主要原料原産国。今後も続けていく。これまでは牛・豚・鶏肉や卵といった原材料別に公開していた。一覧は同社のホームページで見ることができる。肉類の原産国は全て国外で、タマネギやレタスといった生鮮品でも輸入割合は高かった。



 工場への監査では、中国から輸入するチキン以外の商品について、8月3日の週に中国の1社に対して品質管理担当者による臨時追加検査を行う。タイのチキン製品を製造する2社も同様に行う。3社には、8月以降も毎月、日本マクドナルド社か輸入業者の品質管理担当者が現地を訪問し確認する。輸入時の検査強化では、チキン製品とデザート類で5項目について日本に輸入された時点で輸入商社が検査する。



 食の安全・安心財団の中村啓一事務局長は、「できる限りの情報開示は必要。ただ、公表したから安全とは言えない」と指摘する。


〈転載終了〉

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