http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140702/k10015690591000.html
〈転載開始〉
消費電力が少ないLED照明を導入した野菜工場が、宮城県多賀城市に完成しました。
建設した会社によりますと、完成した工場は世界最大規模だということです。
この工場は、東京の野菜工場の研究開発会社がLED照明を全面的に導入して、野菜を栽培し、採算が取れることを実証することで、野菜工場を海外にも輸出していこうと造りました。
東日本大震災で被害を受けて使われなくなった多賀城市の電子部品工場の建物が利用され、広さは1400平方メートルあります。
一日に1万株のレタスを生産する能力があり、この会社ではLEDを使った野菜工場としては世界最大規模だと説明しています。
新しいLEDの開発で消費電力を蛍光灯より、およそ40%減らす一方で、野菜の収量は、およそ50%増やすことができるようになったということで、年間3億円の出荷額を見込んでいます。
これまで、野菜工場は天候に影響されずに生産できるものの、電気代がかさむため、畑で栽培される野菜に比べて割高になることが課題になってきました。
これについて研究開発会社「みらい」の嶋村茂治社長は、「LEDの改良で、価格面でも競争できるようになった」と話しています。
〈転載終了〉
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