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ジャンボタニシがついに来た

2014/07/06
農家の想いを大切にする、農業ビジネスコーチングさんのサイトより
http://ameblo.jp/kchan-shokai/entry-11886953569.html

〈転載開始〉

 ジャンボタニシの卵が我が家の隣の田んぼのイネにくっついていました。

 ところどころ欠株もでています。

 当地では去年の秋に、ついに出現してショックを受けたのですが、今年はいよいよ被害が出るかもしれません。

 正直、憂うつですが、入ってきたものは仕方ありません。


 ジャンボタニシはエラも肺も持っているため、農薬が効きにくいという問題があります。

 ジャンボタニシを駆除するために水田に農薬を撒いても、汚染された水を吸わずに肺呼吸してしのげるのです。

 で、代わりに普通のタニシとか魚がやられてしまいます。

 また、乾燥にも強く、水田で中干しのために水を抜いても平気で耐えられます。


 駆除するためには卵の段階で水に落とすことが考えられます。

 水の中では卵が腐ってしまいます。

 ただし、ピンク色が抜けてくると、卵の中ではすでに子貝となっているので効果がありません。

 ピンク色のうちに落とす必要があります。

 あとは天敵ですが、こちらも心もとありません。

 ピンク色の卵は、とても苦くて鳥や虫に食べられることはないようです。

 生まれた後は魚や鳥、虫など食べる生き物は多いですが、いかんせん卵の段階で食べないので食べる方が追いつきません。

 水田では、アイガモやアヒル、スッポン等が比較的効果があるようです。

 いざというときのために、今度スッポンを飼ってってみようかな、と考え中です。
〈転載終了〉

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