有機農家と話しませんか「人と自然」の話題さんのサイトより
http://opinion-torinosato.blog.so-net.ne.jp/2014-05-06
〈転載開始〉
(藤川修さんの紹介記事です)
from Mari Yoshida on Facebook
カメラが壊れていて実態をお見せできないのがとってもとっても悔しいのですが、
私の借りている家の目の前の畑で、GMOコーン、とうもろこしが育ち始めています。
私自身、こうしてはっきりとGMOコーンの畑を見るのは初めてで大層ショックです。
コーンの苗だけが緑色、まわりの雑草たちがすべてまっ茶色で明らかに選別されて「生か
されるもの」と「死なされるもの」のシーンが見えています。
だからこれこそが遺伝子組み換えとうもろこしの、あれなんだとはっきりわかります。
それはそれは気味が悪いです。
雑草だけを枯らす農薬を、コーンの種とセットで売るというGMO(遺伝子組み換え作物)
の種苗会社。
雑草を取る手間が省けるからとの甘いささやきで、または
「先進国はもうどんどんこれに切り替えています」の売り口上で、インドネシアもバリ島も、
GMOコーンの種を買わされているのでしょう。
周りの雑草たちがみんな茶色く死んでいく中で緑色に屹立しているとうもろこしの苗も、
全然、幸せに見えません。みんなが死んで(殺されて)いく中で育っていくことの、狼狽が
見えるような気がします。
うちの猫も犬も鶏も、この畦道を歩くのです。
隣の家のおじさんが、この農薬を撒くのです。
収穫時にはきっと、バリ人らしく「ちょうだい」と言った近所の人にとうもろこしを配って
くれるのです。だから隣の子どももおばさんも、みんな食べるのです。
そのすべてを、私は黙ってみているのだろうか。
もしもGMOコーンはこんなに怖いんだよと教えたら、余計なことを言って人心を惑わす、
何事にもいつも批判的な嫌な奴に、またなるのだろうか。多分絶対に左から右へと聞き流し
てしまう人々に、もう二度と言わなくてもよいのだろうか・・。
ああ、バリよ、人々よ。迫るモンスターの姿に気が付いてください。
〈転載終了〉
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