さおとめファームのブログさんのサイトより
http://ameblo.jp/saotome-farm/entry-11847736014.html
〈転載開始〉
今日のピーマン、シシトウ、トウガラシの定植でナス科の野菜すべて畑に登場。
おし。
ナス、トマト、ピーマン、シシトウ、トウガラシ。これらのナス科の野菜にはすべてニラを混植いたしました。
昨年教えたはずなのに、「なぜ?」と親父殿が聞くので、ここでご説明を。
そう、時は江戸時代。べべん!
タイムスリップした南方仁先生によって、世界で初めて発見された抗生物質。ペニシリン。
この抗生物質ペニシリンが病原菌を退治する力を持っており、江戸の民衆はあの感染症から救われたのです。べべべん!!(「JIN-仁-」の中でのお話)
ところで、このペニシリンは青カビが作っていました。そう、微生物さんが抗生物質を作り出していたのですね。
よし。話を畑に戻すと。
なんと、ネギ類の根にもこのように抗生物質を作り出す特殊な微生物が住み着いているのです。
このように病原菌を退治してくれる抗生物質を作り出す微生物のことを拮抗菌(きっこうきん)とか拮抗微生物と呼びます。
そう。このネギ類につく拮抗菌は、ナス科の病原菌を退治してくれる抗生物質を作り出してくれるのです。
この仕組みを利用したのが、ナス科とニラ(ネギ類)の混植。
お互いの根を絡ませるように定植すると、ニラの根につく拮抗菌が作り出す抗生物質が、ナス科の病原菌を抑制してくれるというわけでございます。
うーむ、すごいですね。
またまたところかわって、こちらはさおとめ家の拮抗ネコ。
ネズミを退治してくれますね。
さおとめ
〈転載終了〉
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