http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=27637
〈転載開始〉
同技術は、医師 が指で患者の身 体に触り病状を診断する触診技術を ヒントに開発した。人の指 で触れた感覚のデータを、圧力・応力と同じ「パスカル」の 単位で表す。
現在はスポーツ用の計測器などでデータを集めている。測定センサーを農産物に当てると、10秒程度で測定結果が出る。画面に測定値と基準値が並べて表示され、二つの数値を比較することで収穫適期や食べ頃を判断する。ブルーベリーの場合、食べ頃の「柔さ」(基準値)が約300キロパスカル、完熟期は250キロパスカルといった具合だ。
基準値は多くの生産者や仕入れ業者を調査し、出荷適期や食べ頃の標準的な時期を割り出して特定した。
測定物の厚みに影響を受けないことが技術の特徴で、これまでにブルーベリー、ダイコン、ニンジンで実証した。今夏にはトマトでも基準値をつくる。果実 がより緻密なリンゴや、葉物野菜のホウレンソウなどにも広げる計画だ。
現在、農産物に使う携帯型の計測器を開発中だ。
〈転載終了〉
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